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黒い屋形船

☜ (`o´) コラコラコラコラ~ッ!

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がっこうぐらし! 

雨…
雨の日は…特に嫌な事を思い出す…。

「はぁ…今日も雨ね…」

ため息をつきながら、若狭悠里(わかさゆうり)は外を見ていた。
手元には家計簿が置いてあり、書いている途中のようだ。

「悠里先輩…どうしました?」

直樹美紀(なおきみき)が心配そうに、りーさんを見ていた。

「ちょっと…めぐねえの事を思い出して…」

めぐねえとは…佐倉慈(さくらめぐみ)の事。
学園生活部の顧問で
まだ、みーくんと合流する前にとある雨の日に
丈槍由紀(たけやゆき)・恵飛須沢胡桃(えびすざわくるみ)・若狭悠里(わかさゆうり)
を庇う為…“やつら”化し、その後失踪した。

「余り…思い詰めないで下さい」

そう言って…りーさんの隣の椅子にみーくんが座る。

「ありがとう…少し落ち着いたわ」

りーさんが何時もの糸目に戻り席を立とうとした時…。

「何かあったら…私や由紀先輩や胡桃先輩に言って下さい」

そっと、りーさんを抱きしめた。
りーさんの顔からは少し涙がこぼれそうだった。

次の日
昨日とはうってかわって…よく晴れていた。

「おはようー」

あくびをしながら、恵飛須沢胡桃(えびすざわくるみ)が
部室の扉を開けた。

「おはよう」

りーさんが朝食の準備をしながら
くるみの方を向いた。

「りーさんは何時も早起きだなー」

部室の椅子に腰を掛け、テーブルの脚にシャベルを置き
りーさんの方を向いて、語りかけた。

「今度から、くるみに手伝って貰おうかしら?」

そう言って、また朝食の準備をする。

「料理は苦手なんだよなー」

そう言って席を立つ。

「大丈夫よ、ちゃんと教えるから…」

その後何か言おうとしたが…。

「りーさん、何時も頑張り過ぎ」

くるみが後ろから、りーさんを抱きしめた。
当然、りーさんの顔は少し赤くなっていた。

「ちょ、く…くるみ…」

「少し、肩の力を抜こうぜ」

くるみがりーさんの耳元で囁いた。

「ゆきちゃんとみきさんが…きたらどうするのよ…」

恥ずかしいのか、少しずつ声が小さくなって行く。

「どーしよっかなー」

「もぉ…」

「肩の力、抜けたでしょ?」

そう言って、りーさんの横に並ぶ。
くるみの表情はニコニコしていた。

「ゆきちゃんじゃないんだから…」

終わり
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